ぐだぐだわいわい

今考えてること明日になったら消したくなる恥ずかしくなることも書いてみようという試みです

フィッツジェラルド 雨の朝パリに死す 飯島淳秀訳

短編集
・カットグラスの鉢
・冬の夢
・罪の赦し
・金持ちの少年
・雨の朝 パリに死す


フィッツジェラルドのよさがよくわからないのでまた読んでみた。
全体として隆盛と衰退、愛と孤独みたいな感じ。
解説を読んだら時代背景が色濃く反映されているようで。
前読んだときよりもだいぶいい印象に変わりました。
だいぶ古い訳のなのでまたそのうち新しいのでなんか読みたいなぁ。


ちなみに「罪の赦し」と「金持ちの少年」がよかったです。
「罪の〜」は、ある村の少年と神父の信仰との葛藤みたいな感じ。
「金持ち〜」は、裕福な家にうまれたけれど、時代の移り変わりや、
自分の世界観によって、一番大事なことを失敗してしまうお話。


説明って難しい。


「雨の朝〜」はむかーし、映画にもなって名前くらいは知ってたけれど、そこまでー。
原題は「Babylon Revisited」らしい。なんでこんな名前に。
作中にも別に雨は出てこなかったような気がするので不思議。
原書誰か読んでください。