ぐだぐだわいわい

今考えてること明日になったら消したくなる恥ずかしくなることも書いてみようという試みです

1Q84 BOOK1 村上春樹

いまさらながら文庫版の1を読みました。 村上春樹は初期の方の作品しかあまり読んでなくて、 そこらへんの話の雰囲気はとても好きな作家さん。 正直この作品は偏見とか作者の主張が前面に出すぎてる気がする。 あとどうしても現実の1984というところも影響し…

洗脳 地獄の12年からの生還

X JAPANのTOSHIの本 休みに入ったー!というテンションで仕事最終日に家に帰ってきてから一気に読みました。 何気に私はX JAPANのファンだったりします。 復活するときのライブにこっそりいってました。 本を読むとわかりますが再結成した当時はまだカルトに…

綿矢 りさ 蹴りたい背中

19歳で芥川賞受賞して話題になった作品。 話題性でとったんでしょ〜とか思いつつそういうのよくないですよね。 ってことで、そういうのは抜きにして読みましょう。意外とよかったです。 文体に初々しさの残る感じが作品ともマッチしてて。 けっこう短い作品…

島田 荘司 ネジ式ザゼツキー

御手洗潔シリーズの推理小説。 いつの間にか北欧の方で脳研究の学者になってる御手洗潔が 記憶喪失になった男が書いた小説(童話?)と彼の記憶、事件を解き明かすというお話。 ザゼツキーは確かにネジ式でした。 三日くらいで研究室?から一歩も出ずにネッ…

フィッツジェラルド 雨の朝パリに死す 飯島淳秀訳

短編集 ・カットグラスの鉢 ・冬の夢 ・罪の赦し ・金持ちの少年 ・雨の朝 パリに死す フィッツジェラルドのよさがよくわからないのでまた読んでみた。 全体として隆盛と衰退、愛と孤独みたいな感じ。 解説を読んだら時代背景が色濃く反映されているようで。…

舞城 王太郎 世界は密室でできている。

一応カテゴライズは推理小説になるのかと思いきや、 個人的にはそうではないのじゃないかと。 ちゃんと推理してるし、三つくらいまともに。 でも、この著者のやりたいことは自由度が高いので、 推理がメインではなくて物語りがメインだと私的には感じました…